![]() Feb.8 Photo by M.Shino |
作家コメント:
コンピュータが音楽から身体を追放した。
コンピュータの奏でる身体なき音楽は演奏の意味を書き換えた。
永い間続いた音楽と身体との蜜月はついに終わった。
終わってみればしかしそれは互いに相手以外を知らなかったにすぎないことが理解された。
我々は希有な歴史上の地点に立っている。
道具を用い機械を造るたびに人間は身体を外部に得、内部に失った。
のみならず衣食住、遊び、芸術など人間の創造はつねに自身に新たな環境とそこに住まう身体とをもたらした。
今もなお身体は日々更新されている、がしかし、廃棄された古い、
用済みの身体はどこに行くのか。
それは我々のどこかに相変わらず眠っているのではないだろうか?
この<装置=環境>の中で、ひとは触覚を喪う。
このときひとはもっとも鋭敏なsenserとなり角ある虫となるだろう。
ここで採取された身体たちはあるいはどんな舞踏にもない無用の輝きに満ちて、
新しい蜜月の始まりを予感するだろう。
この作品は昨年3月に東京のギャラリーサージで発表されたものを原形としているが、
今回は空間、設備などはほぼ理想的な形で初めて実施されるので題名を「〜U」とした。
(ジーベック・ホールのパンフレットより、著者の許可を得て転載)
三宮よりポートライナーで約15分 中埠頭駅下車 |
|
|
|