タイの若いアーティストのエネルギーあふれたビデオアートを
大阪にお届けいたし ます。
展覧会キュレーター:清水敏男+グリティア・ガウィオン(プロジェクト304)
2002年fujikawa galllery/nextの最初の展覧会はフランスのアーティスト、ニコラ・
フロックをご紹介いたします。
ニコラ・フロックは1970年にブルターニュ地方に生まれたアーティストです。一昨
年は京都に、また昨年秋からは茨城県守屋町に滞在しています。この度の展覧会では
日本で制作された新作を中心にご紹介します。1月21日のオープニングではニ
コラ・フロックとアラン・ミシャールによるパフォーマンスをおこないますので皆様
お誘いあわせのうえご来廊くださいますようお願い申し上げます。
本展覧会は駐日フランス大使館文化部ならびに大阪日仏センター アリアンスフラ
ンセーズのご協力で実現いたしました。
主催:fujikawa galllery/next
/ 助成:フランス大使館文化部
/ 展覧会キュレーター:清水敏男
鴻池朋子は東京芸術大学で日本画を学びましたが日本画という枠にとどまらず、 玩具、彫刻、アニメ、絵本、絵画とさまざまなメディアで表現をしています。近年 さかんな展覧会活動を通じてさまざまな作品に接する機会が増えてきました。 こうした多岐にわたる鴻池朋子の作品には共通点があります。それは鴻池朋子が ギ・ガ(戯画)の精神をもっているということです。 ギ・ガの精神とは、中心から故意に視点を外して社会の現実を観るということで す。日本はギ・ガの精神においては鳥獣戯画から幕末明治の絵師たち、そして現代 のアニメにいたるまで豊かな伝統を持っています。 鴻池朋子はそのギ・ガの精神を持って社会を照射します。鴻池朋子の作品に登場 するみみおも少女も、そして彫刻も顔がありません。競争が賞賛される現代社会で は多くの人が顔(すなわち自己)を喪失しています。ナイフや狼に象徴される暴力、 昆虫と人間が合体した生物があらわす自然との共生、森という社会の荒波に突き進 む弱い存在など、鴻池朋子の作品には、少女やみみおに視点を置くことによって見 えてくる現代の人間存在とその問題がひそんでいます。 本展覧会では、幅8mにも及ぶ作品をはじめとした新作絵画、小さな彫刻たち、 アニメ、そして新作絵本の原画など鴻池朋子の多彩な活動が一挙に展開されます。
inri(1973年生まれ)は状況を創り出す写真家です。今回は歌手尾藤桃子を挑発し、尾藤桃子が理性を 超越した存在になっていく過程をとらえた作品を発表します。