CAS企画展 Noriki TOKUDA and Miyuki YOKOMIZO goto[English]

 徳田憲樹 横溝美由紀 コラボレーション
「西の少年 東の少女」
キュレーション:岡本芳枝 (広島市現代美術館学芸員)
2001年312日(月)〜412日(木) 1:00pm-7:00pm 月曜〜木曜 Open (金/土/日/祝は休み)
本展よりCASのOpen曜日が変わります。ご注意ください。

3月3日(土) 5:00pm- 徳田憲樹 パフォーマンス 「覚醒の扉―匂いたつ裸皮」
3月12日 6:00pm- オープニングレセプション
3月24日(土)4:00pm- 鼎談:徳田憲樹、岡本芳枝、笹岡敬 予約不要
いずれも会場でカンパ(800円程度)をお受けします。

Tokuda's work  このたび、非営利のアート・スペースであり、またそれ自体も「都住創(都市住 宅を自分たちの手で創る会)」による建築である緑豊かなマンションの一室にある CASの空間で展覧会を企画するにあたって意識したのは、人工的な私たちの生活に おける身体の復権の可能性ということです。

 スライスした石鹸を窓や床などに貼りつけるインスタレーションで、香りの空間 をつくりだす関西出身・在住の徳田憲樹。視覚重視のアートの中で、あえて嗅覚を 取り入れることで、本来あるべき人間の豊穣な感覚を取り戻そうとする試みを続け ています。

Yokomizo's work

一方で、樹脂でつくった石鹸のオブジェを透明なビニール・チューブに入れて吊り下げたインスタレーションで注目を集めて以来,97年頃より目覚しく活動を展開する、東京出身・長野在住の横溝美由紀。関西での展覧会はこれがはじめてとなります。

 石鹸は、ある意味で肉体に近い、非常に日常的なモノでありながら、そ の香りも含めて極めて人工的なものでもあります。徳田はその香りによって空間を 醸し、もう一方の横溝は、その形をさらに人為的につくりだした石鹸のオブジェで、 見る人の身体を包み込むヴェールのようなインスタレーションを構成します。

 また、今回のコラボレーションにあたり、徳田は新たな試みとして、石鹸のスライスを全裸の女性に貼りつけるプロジェクトを行います。「覚醒の扉―匂いたつ裸皮」と名づけられたこの新作は、パフォーマンスの後、ビデオと写真の記録により,横溝の「Please wash away」インスタレーションの中に展示されます。

 身体をめぐるさまざまな要素が絡み合う2人の作家のコラボレーション とその空間が、訪れる人の感覚を呼び覚ますきっかけとなれば幸いです。

岡本芳枝

● 徳田憲樹プロフィール
1960年 兵庫県生まれ
1991年 京都市立芸術大学大学院修了
(主な個展及びグループ展)
1992年 「アートは楽しい3」ハラミュージアムアーク(群馬)
1995年 「聖者の芳香―開かれた扉・日本」ハートギャラリー(パリ)
1996年 「共鳴する場へ」旧立誠小学校(京都)
1999年 個展「嗅覚の生理学」西宮市大谷記念美術館(兵庫)
2000年 個展「嗅覚の生理学―匂いの海・香りの部屋」
         東京国際フォーラム エキジビション・スペース(東京)
      個展「記憶の着がえ」金沢市民芸術村(金沢)

● 横溝美由紀プロフィール
1968年 東京都生まれ
1994年 多摩美術大学美術学部彫刻科卒業
(主な個展及びグループ展)
1995年 個展「BATH ROOM」ギャラリーQ(東京)
1998年 個展「Raining」クリテリオム37 水戸芸術館(茨城)
      「subterranean―閉じられているという意識」ギャラリー日鉱(東京)
      「さまざまな眼97 川瀬浩子・横溝美由紀展」
       かわさきIBM市民ギャラリー(神奈川)
2000年 個展「休息の光景」セゾンアートプログラム(東京)
      「プラスチックの時代」 埼玉県立近代美術館

CAS Contemporary Art and Spirits
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Last update 14 Feb 2001